赤字・債務超過の自動車整備工場を人気店へ成長させた経営者がお伝えします
このサイトは、30から50歳代の「自動車整備工場経営者」または「その後継者」の方へ向けたものです。
- 会社を少しでも良くしたい、自分も経営者として変わりたいという想いで、何年も経営を続けているものの、思うように良くならない。
- 社長になったばかりで、経営についてまったく分からない。
特に、このような悩みをお持ちの方が対象です。
経営を体系的に分かりやすくお伝えしますので、難しいことはありません。また、基礎から順番にお伝えしますので、安心してください。
1.自己紹介――私は何者なのか
はじめまして。
鈴木政明と申します。
私は、皆さんと同じように、実際に車屋を経営している経営者です。
現在、埼玉県で自動車整備工場を経営しています。
社長である私と、車両販売・損害保険を担当する妻、そして整備士3名の小さな会社です。
私の会社は、社員が何十人、何百人もいるような大きな会社ではありません。
どこの街にもあるような、小さな自動車整備工場です。
赤字・債務超過の会社を引き継ぐ
16年前、私は父から会社を引き継ぎ、社長になりました。
当時の私の肩書は、専務取締役でした。
役員ではありましたが、給与である役員報酬は、同じ年代の整備士と比べても低い水準でした。
すでに結婚し、子どもも2人いたため、生活には余裕がありませんでした。
お金の問題をきっかけに、妻との喧嘩が絶えない日々を送っていました。
一方、社長である父は、昔ながらの職人気質の経営者でした。
お客様から仕事をいただくことを大切にするあまり、会社の利益よりも、お客様の要望を優先してしまうことが少なくありませんでした。
その結果、当時の会社は赤字で、債務超過の状態でした。
私だけでなく、当時顧問をお願いしていた税理士さんも、会社の将来を強く心配していました。
このままでは会社も、自分たち家族の生活も良くならない。
そう考えた私は、税理士さんに協力していただき、父に社長を退いてもらい、経営を交代してほしいと伝える決断をしました。
言葉を選ばずに表現すれば、父に対して「クーデター」を起こしたようなものでした。
税理士さんも、
「社長を交代していただけないのであれば、顧問を辞めさせていただきます」
とまで言って、私に力を貸してくださいました。
しかし、父も簡単には引き下がりませんでした。
親子の話し合いは進まず、膠着した状態が約3か月続きました。
そして最終的に、父が引退を決意し、私が社長に就任することになりました。
自分から社長交代を求めたとはいえ、経営者になるための準備ができていたわけではありません。
会社を何とかしなければならないという思いはありましたが、会社をどのように立て直せばよいのかは、まったく分かりませんでした。
さらに、経営、特に財務について何も分かっていなかった私は、会社が赤字で債務超過という状態が、どれほど危険なことなのかさえ十分に理解できていませんでした。
現場で車を整備することはできても、会社を経営することは、まったく別の仕事でした。
自ら望んで社長になったにもかかわらず、これから何をすればよいのか分からず、大きな不安を抱えていました。
また、当時は経営を学べるような組織にも所属していなかったため、誰に相談し、どこで勉強すればよいのかも分かりませんでした。
学んでも、会社は良くならなかった
何とか経営を学ばなければならないと考えた私は、数々のセミナーや勉強会に参加しました。
しかし、集客や作業効率の改善など、個別の手法を学ぶことはできても、経営の全体像を体系的に学ぶことはできませんでした。
書店には、会計やマーケティングなど、多くのビジネス書が並んでいます。
しかし、その多くは大きな会社を想定して書かれており、私たちのような小さな車屋が、そのまま実践できる内容は決して多くありませんでした。
それでも、学んだことを一つずつ自分の会社で試しました。
しかし、会社は一向に良くなりませんでした。
それから長い時間をかけて経営を少しずつ学び、自分の会社で実践と失敗を繰り返しながら、ずいぶんと遠回りをしてきました。
経営を体系的に学び、会社が変わった
そして、財務、目標設定、マーケティング、経営計画などを一つの流れとして捉え、体系的に実践できるようになったことで、会社は当時から大きく変わりました。
現在では、売上と利益を安定して確保できるようになり、毎年少しずつ自己資本を積み上げられる会社になってきました。
提供する商品・サービスについても、自社の強みを生かした独自性のあるものを開発してきました。
その結果、地元だけでなく遠方からも多くのお客様にご来店いただき、現在では予約が1~2か月先まで埋まるようになりました。
社員の待遇についても、週休2日制を導入し、同じくらいの規模の同業他社と比べて、少し高い水準の給与を支給できるようになりました。
大手企業ほどの金額ではありませんが、賞与も年3回支給しています。
働く環境については、工場に空調設備を導入し、季節を問わず作業しやすい環境を整えました。
また、入庫を完全予約制とすることで、急な入庫対応に追われることが少なくなり、社員も以前より落ち着いて作業に取り組めるようになりました。
こうした取り組みを積み重ねることで、お客様に喜んでいただくことが会社の利益につながり、その利益を社員の待遇や働く環境の改善に還元するという、良い循環が少しずつ生まれてきました。
お客様、社員、そして会社の三者がともに良くなっていく。
私の会社もまだ発展途上ではありますが、そのような経営を少しずつ実現できるようになってきました。
皆さんは、私と同じ遠回りをする必要はありません
私は、大学で経営学やマーケティングを専門的に学んだわけではありません。
学歴も高校卒業です。
特別に頭が良かったわけでも、最初から経営者として優れた能力を持っていたわけでもありません。
そんな私でも、経営を学び、自分の会社で実践を続けることで、会社を少しずつ変えることができました。
その理由が一つあるとすれば、思うような結果が出ないときも、会社を良くすることを諦めず、学びと実践を続けてきたことです。
私自身は、何を学べばよいのか分からず、ずいぶんと遠回りをしました。
この教材では、私が時間とお金をかけ、失敗を重ねながら見つけてきた要点を、できるだけ分かりやすく、体系的にお伝えします。
皆さんは、私と同じ遠回りをする必要はありません。
ここで学んだことを、自分の会社に当てはめ、一つずつ実践してみてください。
すぐにすべてが変わるわけではありません。
この教材は、「この方法を使えば、すぐに儲かる」という簡単なノウハウをお伝えするものでもありません。
しかし、正しく学び、諦めずに実践を積み重ねていけば、小さな自動車整備工場でも、お客様や社員から喜ばれ、利益を残せる会社へ変えていくことはできます。
学び、実践した先には、あなた自身が変わり、会社も変わっていきます。
さあ、一緒に学び、一緒に夢を実現させましょう。